13 1-212アビヤは、イスラエルの王ヤロブアムの即位後十八年目に、エルサレムで、ユダの新しい王となりました。 彼は三年のあいだ王位にあり、母はギブア出身のウリエルの娘ミカヤでした。 彼が王になって間もなく、ユダとイスラエルとの間に戦争がありました。 3アビヤ王の率いる、鍛え抜かれた四十万のユダ軍は、ヤロブアム王の率いる、強力なイスラエル軍八十万と対抗しました。4ユダ軍が、エフライムの山地にあるツェマライム山に到着した時、アビヤ王は、ヤロブアム王とイスラエル軍に向かって叫びました。 5 「よーく聞け! ダビデ王の子孫が代々イスラエルの王になるという神様の約束を、よもや知らぬはずはあるまい。 6おまえたちの王ヤロブアムは、ダビデの子ソロモンの家来で、主君に反逆した者ではないか。 7その上、ろくでもない不満分子の集団が加わって、ソロモンの子レハブアムに公然と挑戦した。 レハブアムは若く、臆病であったので、立ち向かうことはできなかった。 8ところで、おまえたちは、ダビデの子孫の治める神様の王国を、打ち負かせるとでも思っているのか。 おまえたちの軍勢は、われわれの二倍もあるが、ヤロブアム王が神様だと言って作った、金の子牛のためにのろわれている。 9おまえたちは神様の祭司とレビ人を追い出し、代わりに異教の祭司を任命した。 ほかの民族のように、若い雄牛一頭と雄羊七頭を持って来る者を、だれでも祭司として受け入れている。 どこの馬の骨でも、ものも言えない、おまえたちの神の祭司になれるではないか! 10 だが、われわれはイスラエルの神様を信じる。 神様を捨てるようなことはしなかったのだ。 それに、アロンの直系の子孫だけが祭司で、その働きを助けるのはレビ人だけだ。 11彼らは朝夕、完全に焼き尽くすいけにえを神様にささげ、かおりの高い香をたき、供えのパンを聖い机の上に置いている。 金の燭台には、毎晩、火がともされている。 このように、われわれは神様の教えを注意深く守っているが、おまえたちは神様を捨ててしまった。 12これではっきりわかるように、神様はわれわれとともにおられ、導いておられる。 しかも、神様に仕える祭司たちは、進軍ラッパを吹き鳴らして、われわれをおまえたちと戦わせようとしている。 ああ、イスラエル軍よ。 先祖の神様と戦ってはならない! とうてい勝ち目はないのだから。」 13-141314ところで、ヤロブアム王は、こっそり伏兵を相手の背後に回らせたので、ユダ軍は敵にはさまれてしまいました。 それを知ったユダの人々は、大声で神様のあわれみを求め、祭司たちはラッパを吹き鳴らし、 15-161516いっせいに、ときの声をあげたのです。 すると、急に戦いの流れが変わって、アビヤ王とユダ軍は優勢になりました。 17その日、ユダの人々は、イスラエルのえり抜きの兵士五十万人を殺しました。 18-191819こうしてユダは、先祖の神様に信頼して、イスラエルを破り、ヤロブアム王の軍勢を追い散らし、その支配下にあったベテル、エシャナ、エフラインの町、それに周辺の村々を占領しました。 20イスラエルの王ヤロブアムは、アビヤ王が生きている間は勢力を挽回することができず、ついに、神様に打たれて死にました。 21 そうする間に、ユダの王アビヤは力を増し、十四人の妻をめとり、二十二人の息子と十六人の娘をもうけました。 22アビヤ王の言行のすべては、預言者イドの書いた『ユダ史』に記されています。
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